あやのちゃんが卒業してから数日、
いつも通りの仕事をして、
いつも通りの日常に戻るわけなんだけど、
私はずっと泣いていて、いつものようにツイートする気にもなりませんでした。
武道館でのこと、卒業してからのことで自分が感じたことを呟いても なんか風で飛んじゃうくらいの感覚なんだろうなと思ったので、久しぶりにブログアカウント引っ張り出してきました。
ほぼメモ書きですけど備忘録として使います。
武道館のコンサートは、前半部分はホールコンのセトリがいっしょだからいつものライブのように声を出して、ペンライトを振って参加してました。
いつも通り楽しく、いつも以上に気合が入ったようにも感じました。
前半ブロックに愛されルートがセトリイン。
莉佳子が卒業して一発目の愛されルートでシンメで踊るの誰なんだろう?と思っていたら、あやのちゃんオンステージでした。
ステージ上段で1人で長く美しい脚を天に差し出しフロアを踊るあやのちゃん、本当にかっこよかった。
武道館だけの曲も、スマ曲もよかったね。
メドレー最後の曲はエイティーンエモーション。
十人十色のエイエモを歌うあやのちゃんを見たのがきっかけで好きになったから、
また武道館でやってくれたことが本当にうれしかったです。
ステージの照明が十人十色の衣装のブルーとピンク色で交互にピカピカしてて、
センターステージで踊る当時のあやのちゃんといまのあやのちゃんが一緒に踊っているように見えました。
そして、交差点
あやのちゃんは歌わない交差点。
わー様の歌い出しと共に“あやのちゃんに贈る曲”という認識をした時に、
あぁそうか今日は卒業コンサートだった
と思ったら一気に寂しくなったり、色んな気持ちになってありえないくらいに泣いてしまいました。
君だけじゃないさ…friendsの間奏部分、
ホールコンサートまでは逆V字になるてっぺんはかみこだったのにあやのちゃんが両サイドに手を差し伸べていたその日だけのバージョンになっていました。
みーむーリーダーズのアンジュルム、あったかくて優しくて大好きだった。ずっと大好き。
後半ブロックの曲たちはホールコンサートでも披露されていたけど、武道館でも聴けて本当によかった。大好きな曲、セトリで本編は終わりました。
その後、数分間のあやのコールのあとにドレスを着たあやのちゃんが出てきてくれました。
いつも以上にキラキラで、ふわふわで、可愛くて
コンサート終わりにアップされたドレスの写真を見るとキラキラの刺繍にお魚のビジュー。繊細なオーガンジー。全てがこだわり抜かれていました。
卒業前のラジオ(as1422)でハロウィンの話題になった時に、『色んなものになってきたけど私が本来なりたかったものは別にあって、それがもしかしたら卒業前に叶いそう』とお話しされていたのを思い出しました。
ラジオの収録がいつかは明確にはわからないけど、時期的にも卒業コンサートなのかな?とは予測していたので、ドレスが何かのモチーフになっていたのかな。
私ははじめセーラームーンのよう…と思っていたのだけど、
ぴちぴちピッチなのかもしれないなあ
ぴちぴちピッチはマーメイドプリンセスだし、
マーメイドプリンセスだけが持つマイクだって形は違うけど持っていたし。
尾鰭のような衣装の部分も、色んなものがリンクしているので勝手にそう思いました。
もう本人の口から明言されることはないけど、
もし予想が当たっていたら、マーメイドプリンセスってあやのちゃんにピッタリで、すごくいいね最高だね。
会場を見渡しながら最後まで卒業スピーチをするあやのちゃんは立派で、言葉ひとつひとつが大切で、ありがたくて、私は少しの期間でも応援できていた事をすごく誇りに思いました。
夢見た15年、歌詞と重なる想い出もあって当時のあやのちゃんを思い出しながら聴いてました。
間奏部分のダンスは印象的な今までのシングルのダンスも踊ってくれてたね。
それからはあっという間で、数曲とMCが終わって気がついたら『本当に最後の曲です』と言ってはじまった46億年LOVEも終わってました。
アンコールであやのちゃんが出てきてくれた時、
武道館のステージを一周するあやのちゃんを武道館にいた全員が焼き付けて、
ひとりひとりの声であやのちゃんの名前を叫んでいました。
それが、私達が見た最後のアイドル川村文乃の姿でした。
そして、ステージの真ん中でボンッと煙に包まれ、消えていきました。
私は悲しくて悲しくてたまらなかった、いまも打ちながら思い出すと涙が出てきます。
もうステージにはいない事、もうアイドル・アンジュルムの川村文乃はいない事、このコンサートももうすでに過去になってしまった事……
私は席から一定時間立てなくなるほど泣いてしまったので最後に『あやの最高』は言えずでした。悔しい。
卒業コンサートは今まで何回か経験したり映像でも見てきたので去り方もパターンがあるけど
こんな事は初めてで、
今まで見てきたものは夢とか幻だったんじゃないかとも錯覚するものでした。
でも手元には一緒に撮ったチェキがあるし、私の顔を描いてくれた色紙も、名前を描いてくれたサイン色紙もあるし、もらった言葉も覚えてるし、全部宝物で、幻ではない事がわかる瞬間にも涙は出てきます。
後日、ハロステではあやのちゃん卒業コンサートの一部とバッグステージの模様が公開されていました。
私が座り込んで泣いているとき、あやのちゃんも号泣しながらメンバーの元に向かっていて、
ありがとう、ありがとうと頭を下げながら涙を流しながらお礼を言うのです。
はじめることより終わらすことの方が難しいと語っていたあやのちゃん。
15年もの活動を終わらす決断、覚悟、卒業を発表してから今日までの日々ってどんなだろう。
それはあやのちゃん本人にしかわからない事だけど、声をあげて泣く姿なんて見たことなかったからほんのちょっとでも気持ちや想いが伝わった気がしてます。
それとともに先輩後輩関係なく敬意を心から表せる姿に、あやのちゃんがどれだけの人だったかというのも映し出されていました。
たくさんの愛で形成された最高のアイドルでした。
もうお目にかかれないことは本当に残念で、悲しいけれど、あやのちゃんとのきらきらの思い出は私の頭の中にあるのだから、いつまでも悲しんでないでいたい…だけど何日経っても私はずっと悲しい。
幸せすぎた日々だから、悲しさが強く押し寄せてるんだろうな。
時間が経つと今の気持ちも薄れてしまうのかと思うのもいやだなあ。
しばらくは、このままでいます。
あやのちゃん、
なんでもない日々をきらきら輝かせてくれてありがとう。幸せすぎる時間でした。
ずっとずっと大好き。幸せでいてね
卒業おめでとう。